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月詠諸島について

1 : 名無しさん@自己満足    2011/12/28(水) 17:23:41   ID:01LodEm6 
・月詠諸島

月伊島
月詠諸島で一番栄えている島。
マンションやビルなどが建造されているあたり、三門島とは比べものにならないほどの都会かつ巨大な島。

三門島
月詠諸島で一番栄えていない島。
ビルとかマンションとかそんなものないですしおすし
電車がないなど当然。唯一の商店街は島中心部のアーケード。


2 : 名無しさん@自己満足    2011/12/28(水) 18:08:18   ID:01LodEm6 
天月島
月伊島ほど栄えていないが、三門島ほど田舎ではない中途半端な島。
だが、何を思ったのか欧州の富豪ホーエンハイム一族が出資し、島の開発を進めている。
そのため住みやすい環境が整い始め、月詠諸島内でも月伊島と人気を二分する島になった。
天月島の開発指示権はホーエンハイムの令嬢、シャルロッテ・フォン・ホーエンハイムに一任されており、
基本的に彼女の好き勝手気ままに島が開発されているが今のところ大きな問題はないらしい。

・シャルロッテ・フォン・ホーエンハイム
14歳。愛称はロッテ。欧州の富豪ホーエンハイム家の令嬢(次女)で、天月島の開発を担当。
初めて任された大仕事故に張り切っている面もあり、なかなかどうして仕事には熱心。
お付きの従者、アルバート・ギュンターの助けを得ながら日々責務を果たそうと汗を流している。
銀髪ツインテール。

・アルバート・ギュンター(アイリス・アイゼンハワー)
18歳。愛称はアル。幼い頃からロッテの従者をしており、その実力は折り紙付き。
基本的に礼儀正しくまさに従者の鑑たる人物だが、ロッテに不必要に近づいた相手には容赦ない罵倒を浴びせる。
ロッテとアルは二人で一つの存在とも言える。ちなみに、実は女性で男装している。
金髪セミロング。

・エルフリーデ・フォン・ホーエンハイム
20歳。愛称はエル。ロッテの実姉で、ホーエンハイムの令嬢(長女)。
現在は無職でニート生活を謳歌中。一族の皆からは馬鹿にされまくっているが、本人は意に介していない。
幼い頃の経験(親父の不倫)が原因で男性不信になり、結果百合ん百合んな人になった。
昼間はニートだが、欧州でいう斑鳩霜月のような役割を担っているホーエンハイム一族筆頭故、夜は悪霊を捌いている。
現在狙っている女性はアルと勅使河原花子、加賀美棗、神月綾那など。
家庭的な女性が激しく好みらしい


3 : 名無しさん@自己満足    2011/12/28(水) 18:24:29   ID:01LodEm6 
エル「まあどうせパラレルだ。なにせ本編が始まっていn」
ロッテ「禁句、禁句よお姉様! それは禁句!」
アイリス「ですが事実ではあります」
ロッテ「い、いやそうだけど。事実だけど」
エル「それよりアイリス、今晩は空いているのか」
アイリス「いえ、忙しいです」
エル「そうか、じゃあ私の部屋に来い。たっぷり可愛がってやろう」
アイリス「ですから忙しいと」
エル「ニート生活を続けているとな、ネット通販というのが便利で敵わん」
アイリス「話聞いて下さいニート」
エル「ともかくだ。お前が喜ぶだろうと思って大人の玩具をだな」
ロッテ「大人の玩具……?」
アイリス「お嬢様にはまだお早いです! なにしてんですかニート!」
エル「良いじゃないか、大人の階段を登るのも悪くない。ロッテももう生娘じゃないだろう?」
アイリス「生娘です。私がきっちりと監視しておりますから」
エル「お前はロッテの父親か。私はロッテがロストバージンしたらば喜んで赤飯を炊くが」
アイリス「とにかく! お嬢様にはまだ早いです!」
エル「ふん。自分は夜な夜な張型を咥えておるというのに」
アイリス「そんなことしてません!」
エル「では私がしてやろう。今日は私がペニパンで突いてやろう」
アイリス「結構です! 行きますよお嬢様!」
ロッテ「お姉様、ディルドって何ですか?」
エル「うん? ディルドとはな、勃起した男性器をみたt」バキッ
アイリス「行きますよお嬢様。この人の言葉は耳に毒だ」
ロッテ「でもなんだか楽しそうじゃない? お姉様、私も出来るかしら」
エル「ふふふ、お前が望むのであればすぐにでも快楽の虜にs」バキッ
アイリス「行きますよ!」


4 : 名無しさん@自己満足    2012/01/25(水) 20:13:08   ID:tE6D8uBA 
・鵠戸八尋(くぐいとやひろ)
23歳。苗字からなんとなく予想がつく通り斑鳩分家。
天月島出身の教師で、実家からの呼び出しに応じ大学卒業と同時に戻ってきた。

鵠戸家は斑鳩分家の中でも比較的上位に位置する家で、本家の専横はあまり快く思っていない。
まだ本家の手が伸びていない天月島を足がかりに、いずれは本家に取って代わろうという鵠戸家の野心から故郷へと引き戻された不運な男。

斑鳩一族に名を連ねてはいるが退魔の才はなく、出来ても符を作るくらい。(だいたい聡介と同レベル)
実家の野望にもまったく興味はなく、天月島の中学教師として真面目に職務に取り組む好青年。
爽やかで甘いマスクのイケメンさんということで生徒人気は高いが、同じく教師である姉の九葉(ここのは)、本家の異端児千夏にはめっぽう弱い。
だが、元許嫁の秋瀬やホーエンハイム家の令嬢シャルロッテを生徒として受け持つことになってさあ大変、という感じ。
秋瀬がいつの間にか大きくなってびっくりしている。でもそれだけ。

鴛海秋瀬 おしうみあきせ
14歳。天月島在住の少女で、実家は当然斑鳩分家。
頭脳明晰で運動神経もよく、可愛くてスタイルもいいという完璧さん。

鴛海家は斑鳩分家の中でも最も位階が低く、なおかつ血筋からか一代に一子しか生まれないという特異な特徴があった。し
秋瀬の両親は、鴛海の名は消えども、始祖斑鳩炬詠より連綿と連なる血は途絶えさせないという強い意志から、
立場の近い分家の子息らと秋瀬の縁談を彼女が幼い頃から画策していた。
結局秋瀬の婿候補に挙がったのは当時15歳の八尋であったが、当の彼はまだ幼い秋瀬との縁談は考えられないと一蹴。
以後、斑鳩分家子息との縁談を作ることは出来ず、秋瀬の両親はどうしたものかと深く悩むのであった。
八尋に縁談を破棄されたことを根に持っているのか、それとも思春期特有のアレなのか、
彼に対してはかなりツンケンした態度を見せている。幼い頃はとても好きだったが、今は「普通」に落ち着いているらしい。
14歳ながら色恋沙汰にはかなり積極的で、恋人がよく出来る。しかし、その全てが三日ほどで潰えているとか。
そんな感じなので女子からの反感は強く、クラス二大巨頭の片割れことシャルロッテとの折り合いも悪いが、彼女を認めてはいる。
シャルロッテの方も彼女の能力は認めているようで、反目し合いつつも実は一番にわかり合っている同士だったり。
一応、八尋とシャルロッテにだけは本当の姿を見せている。


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6 : 名無しさん@自己満足    2012/01/25(水) 22:18:50   ID:tE6D8uBA 
ロッテ「鴛海!」
秋瀬「なによホーエンハイム」
ロッテ「さっき返された答案、どうだったのよ!?」
秋瀬「あんたに教える必要ある?」
ロッテ「当然でしょ! アンタにだけは負けられないんだから!」
秋瀬「あっそ……。ならまずはあんたから見せなさい」
ロッテ「ふふん、見た後で見せないというのはナシよ!」
秋瀬「そんなセコいこと言わないわよ」
ロッテ「ならば私の点数におののきなさい! 見よ、神々しく輝く99のぞろ目!」
秋瀬「何間違えたのよ? ……ふーん、単位のつけ忘れか」
ロッテ「人間ミスくらいはあるわよ。でも、そんなの瑣末な問題! 私の勝ちは揺るがないから!」
秋瀬「はいはい……。じゃ、はいこれ」
ロッテ「今さら私に負けたことを悔やんでも遅い……ってやけに素直じゃないの。人間素直が一番よねー」
秋瀬「だって悔やむ必要もないしね」
ロッテ「またアンタは強がりを……!」
秋瀬「強がり? よく見てみなさいな」
ロッテ「ふん、そう言って……え、あれ、100……てん」
秋瀬「100点よ?」
ロッテ「な、な、なんてこと!? 負けたの、私が!? シャルロッテ・フォン・ホーエンハイムが!」
秋瀬「残念だったわね、ホーエンハイムさん」
ロッテ「ぐぅぅぅ……つ、次は負けないわよ鴛海!」
秋瀬「ふーん。ま、ご勝手にどうぞ?」
ロッテ「おっ、鴛海のバーカ! つ、次はケアレスミスすると良いわよ! バーカバーカ!」
秋瀬「ケアレスミスなんてしないわよ。私注意深いの」
ロッテ「ぅぐっ、ぐ……ば、ばかー! 鴛海のバカー!」
秋瀬「……はぁ。子供ね……私も、あいつも」


八尋「おいおい、いじめ過ぎじゃないのか?」
秋瀬「……なんだ、八尋。見てたの」
八尋「うん。しかし教師を呼び捨てか……」
秋瀬「私を振ったんだからそれくらい良いじゃない」
八尋「振ったって君ね……俺が15の時に君は6歳。いくら何でも無理ってものじゃないか」
秋瀬「ふん……」
八尋「それにその頃、俺にも彼女がいたし。結婚なんて考えられないよ」
秋瀬「……そ。でも別れたんでしょ」
八尋「ま、まあね……島を出ると同時に振られて……今に至る」
秋瀬「だからあの女は止めておきなさいと忠告したのに。あんたの顔に酔ってるだけだったのがバレバレ」
八尋「6歳のちびっ子にそんなこと言われたってね……」
秋瀬「でも結果として私の忠告は正解だったじゃない」
八尋「それはそうだけどさ。小学一年生が言う事じゃないだろ」
秋瀬「高校生が小学生を手酷く振るのは良いわけ」
八尋「だから……年の差ってものもあるじゃないか」
秋瀬「っ、年の差なんて……」
八尋「年の差なんてなんだよ?」
秋瀬「なんだと思う」
八尋「さあ……」
秋瀬「ま、どうでもいいか。ほら八尋、帰りましょ」
八尋「君はこう、年上に対する尊敬の念がないな……」
秋瀬「九葉姉ぇに仕込まれたの。八尋には遠慮するなって」
八尋「……あの馬鹿姉は」


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8 : 名無しさん@自己満足    2012/01/27(金) 08:10:13   ID:g4N1J/HY 
菱川まひろ ひしかわ-

14歳。秋瀬、ロッテと同じクラスで、八尋が受け持つ女子中学生。
自他共に認める普通の女子で、印象も「普通のコ」といったところ。
だがそれ故か秋瀬、ロッテとの関係は誰よりも良好で、いがみ合う二人のストッパーをこなせる唯一の人物。
しかし本人は自分が二人と親しいのは何か間違っているような気がするとの思いを抱いていたり。
秋瀬もロッテも才色兼備なスーパー中学生なので、まひろが気後れするのも無理ないとは言える。

しかしそんな二人のすぐ側にいるから目立たないだけであって、まひろ自身の異性人気は高い。
垢抜けていない雰囲気や小動物のような出で立ちは、庇護欲を刺激するのだとか。
授業中は眼鏡を着用。彼女に惚れる男子の大半は普段と授業中のギャップにやられる。



ロッテ「ふっふっふ、今回は鴛海に負けない点数を叩きだしてやったわ……」
まひろ「も、燃えてるね……」
ロッテ「当然よ! 前回は不覚を取ってリードを許したけれど……今回は負けない!」
まひろ「何点なの?」
ロッテ「ふふん、見なさい、100よ! 燦然と輝くこの三桁におののくのよ、まひろ!」
まひろ「うわっ、すご……」
ロッテ「でしょう? まひろは何点だったの?」
まひろ「えっと……72点……」
ロッテ「私の座までは残り28点か……。大丈夫、次は私が手取り足取り教えてあげるわ!」
まひろ「ええっ、でも、悪いよ……」
ロッテ「人に教えると覚えが早くなるの。それに、まひろと私で鴛海を押し退けダブルトップも悪くないわ!」
秋瀬「鴛海を押し退けてトップね……。深層心理では私に劣っていると認めているわけ、か」
ロッテ「出たわね鴛海!」
まひろ「あ、秋瀬ちゃん」
秋瀬「まひろ……とついでにホーエンハイム。お昼をいかが」
まひろ「うん、いっしょに食べよ。でも……ついでは酷いんじゃないかな……」
ロッテ「そうよ! 私から見ればアンタの方がついでよ! この冷血女!」
秋瀬「姦しいだけの勘違いお嬢様ではいくら足掻いてもまひろには及ばないわよ」
ロッテ「ぐぅぅぅ……! それより鴛海! 点数は!」
秋瀬「あんたに教える必要ある?」
ロッテ「またそれか!」
まひろ「秋瀬ちゃんは何点だったの?」
秋瀬「満点よ」
ロッテ「アンタもか! というかまひろにはなんで素直に教えるのよ!」
秋瀬「まひろだからよ」
まひろ「あ、あはは……喧嘩はよそうよ二人とも」
秋瀬「喧嘩じゃないわ。駄犬に絡まれてるだけ」
ロッテ「んですってこの化け猫女……」
秋瀬「あら褒め言葉?」
ロッテ「どこが!」
まひろ「二人とも……、…………いい加減にする!」
秋瀬「!」
ロッテ「!」
まひろ「……お昼ご飯は仲良く食べよ? ね?」
秋瀬「そうね……」
ロッテ「……まひろの言う通り、今は一時休戦だわ」
秋瀬「で、あんたはまたケアレスミスでもしたの」
ロッテ「してないわよ。100よ100」
秋瀬「同じか……私もヤキが回ったかしら」
ロッテ「ほんっとーに失礼な女……」
まひろ「二人ともゆっくり食べようね。お昼休みは長いんだから」
秋瀬「はいはい」
ロッテ「まひろにかかると形無しねー」


9 : 名無しさん@自己満足    2012/01/27(金) 08:15:22   ID:g4N1J/HY 
・背の順
秋瀬 152cm >ロッテ 149cm >まひろ 146cm

くらい
中学生女三人組は月伊島の三人がモデル、かな?


10 : 名無しさん@自己満足    2012/01/27(金) 19:32:03   ID:g4N1J/HY 
八尋「ん?」
アル「……どうも」
八尋「失礼ですが、入校証を見せて頂けますか」
アル「おっと、失礼。はい」
八尋「あ、どうも。……2年C組、ホーエンハイムさんの関係者でしたか」
アル「ええ。ホーエンハイム家に仕えさせて頂いている、アルバート・ギュンターと申します」
八尋「私は2年C組担任の鵠戸です」
アル「ではお嬢様の担当を」
八尋「あ、はい」
アル「そうですか……。お嬢様に不埒な男子は近づいておりませんか」
八尋「え?」
アル「お嬢様は可愛らしい方ですからね。いつ男子が邪な考えを持つとも限りません」
八尋「あ、え、はぁ……」
アル「鵠戸教師。しっかりと監視をお願いします」
八尋「あ、はい、いや……はい、善処します」


11 : 名無しさん@自己満足    2012/01/29(日) 09:49:29   ID:tVlscZds 
ロッテ「え。まひろに好きな男子が出来た!?」
まひろ「きゃー! きゃー! 声が大きいよロッテちゃん!」
ロッテ「そ、そんな……まひろを誑かすなど、どこの腐れ外道なの!?」
秋瀬「そんなに騒ぎ立てるほどのこと?」
ロッテ「逆に聞くけどアンタはなんでそんなに冷静なのよ!」
秋瀬「私たち中学生よ。惚れた腫れたもするでしょ」
ロッテ「あーらあらまあまあ、天月の悪女こと鴛海さんは言うことが違いますわね」
秋瀬「褒め言葉ありがと」
まひろ「ほ、褒めてないと思うけどなあ……」
ロッテ「大体アンタね、告白されて付き合ってフって、のスパンが短すぎんのよ」
秋瀬「そう?」
まひろ「秋瀬ちゃんは三日で男子を捨てるって噂だよ?」
秋瀬「へぇ、噂って案外正しい物も流れるのね」
まひろ「た、正しいの!?」
秋瀬「ええ。三日関われば化けの皮も剥がれるから」
ロッテ「化けの皮ってアンタね……」
秋瀬「私の顔に酔ってるのが4割。体目当てが5割。その他1割は罵って欲しいとかそんなの」
まひろ「か、からだ……」
ロッテ「というかよくもまあ自分の顔に酔ってるとか言えるわね」
秋瀬「事実でしょうが」
ロッテ「うわ、ウザい女……」
まひろ「でも、秋瀬ちゃんは実際可愛いもんね」
秋瀬「ありがと、まひろ。……ま、そんなこんなで碌な男子はいないわけ」
ロッテ「体目当てってのは何よ」
秋瀬「文字通り体でしょ。中学生は盛ってるわよ。猿じゃあるまいし……」
まひろ「あ、秋瀬ちゃん……それって……」
秋瀬「まあ、ごく数人行為に及ぼうと画策した阿呆は居たわね。呆れて物も言えなかった」
ロッテ「で、アンタそれどうしたのよ」
秋瀬「私を頭のいいだけの女と勘違いしてる男は多いみたい、参るわ」
まひろ「返り討ちにしたの?」
秋瀬「私、勉強よりも武術の方が得意なのよ。全身の関節を外して五分放置した後元に戻してあげたわ」
ロッテ「エグい……」
まひろ「秋瀬ちゃん……それって恨みとか買わないの……? 大丈夫……?」
秋瀬「大丈夫大丈夫。一度徒党を組んで襲ってきたけど返り討ちにして舎弟にしてあげたわ」
ロッテ「うわぁ……」
まひろ「秋瀬ちゃんが遠い人に感じるよ……」
秋瀬「ホーエンハイムは兎も角まひろまで……」
ロッテ「舎弟ってアンタ、スケバンじゃあるまいし」
秋瀬「私はいらなかったけど、どうしてもなりたいって言うから……」
まひろ「……秋瀬ちゃんがちょっとだけ怖い」
秋瀬「だ、大丈夫よ! 舎弟って言ってもちゃんと黒髪にさせてスーツ着せてるから!」
ロッテ「そういうのを徹底させる力があるのが怖いってのよ」
秋瀬「そ、そうかしら……」

黒スーツ「……」
黒スーツ「……」

まひろ「ちょっと怖いよ……。……あ」
ロッテ「ん? げ、なんか厳つい輩ねー。避けましょ」
秋瀬「ああ、大丈夫よ。あれ舎弟」
まひろ「え」
ロッテ「うわあ」

舎弟1「秋瀬の姐さん、車回してきました!」
舎弟2「ご学友も、いつでもお送りできますよ!」

秋瀬「そ。ありがと。でも……いつ、誰が名前で呼んで良いなんて許可したのかしらね?」
舎弟1「あっ……! す、すいません……!」
舎弟2「あ、姐さん、コイツ新入りでまだルールもわかってないんです、どうか許してやって下さい!」
秋瀬「……新入り? また増えたの……」
舎弟1「は、はい、姐さんの強さに惚れて……」
秋瀬「まあいいわ……名前で呼ぶのは禁止」
舎弟1「は、はいっ!」
舎弟2「よし、行くぞ!」

秋瀬「というわけで送ってくわよ」
まひろ「…………」ガタガタ
ロッテ「…………」ジトー
秋瀬「な、なによ」
ロッテ「何でもありね、アンタって……」
秋瀬「五月蠅い」


12 : 名無しさん@自己満足    2012/01/29(日) 10:06:36   ID:tVlscZds 
秋瀬「……」
ロッテ「何アンタ、妙に視線が鋭いわね。いつものことだけど」
秋瀬「五月蠅い」
ロッテ「このロッテ様に話してごらんなさいな」
秋瀬「なんでもないわよ。ただ、余計な出費を思うとね」
ロッテ「余計な出費? ……あ、この教科書……なんでこんなに破れてんのよ」
秋瀬「全部破れてる。ついでに机には落書き。油性」
ロッテ「……もしかして」
秋瀬「……女子の報復。あるいは男子からか。恨みを買うアテはたくさんあるわ」
ロッテ「鴛海……」
秋瀬「何でもいいけど……これは傑作ね。『死ね援交女』だって」
ロッテ「アンタ、なんで笑ってられんのよ……」
秋瀬「何でって……週一であることだし。慣れたわよ」
ロッテ「週一……なんで言ってくれなかったのよ!」
秋瀬「あんたに言う必要があるの?」
ロッテ「な――当たり前……」
秋瀬「どうして当たり前?」
ロッテ「え……だって、それは……」
秋瀬「…………ごめん、言いすぎた」
ロッテ「え。お、鴛海が謝った……」
秋瀬「五月蠅い」
ロッテ「……それよりこれ、どうするの」
秋瀬「買い直しね。使い物にならないわ」
ロッテ「……犯人の見当は?」
秋瀬「首謀者は水野、その取り巻きの押井、山崎、川名が実行犯」
ロッテ「そこまでわかってんの……」
秋瀬「わかるわよ。つい一昨日、水野が惚れてる相手を手酷くフったの」
ロッテ「……アンタってタフね」
秋瀬「そうじゃなきゃ悪女なんてやってらんないわ」
ロッテ「なんでそんなに付き合っては別れるを繰り返すわけ?」
秋瀬「……初恋を忘れたいから? あるいは嫉妬させたいのかも」
ロッテ「誰を」
秋瀬「教えるわけないでしょ」
ロッテ「そう言うと思ったわ……。じゃ、とりあえず教科書を買い直しに購買まで行きましょうか」
秋瀬「ついてこなくても良いわよ」
ロッテ「私も購買に用事があるのよ。消しゴム買わなくちゃ」
秋瀬「……つい昨日買い換えてたばかりでしょうに」
ロッテ「なくしたの」
秋瀬「はいはい、それは残念でしたわね」
ロッテ「ほら行くわよ……あ、水野」
水野「あ、ホーエンハイムさん……と、鴛海……」
秋瀬「おはよう、水野」
水野「お、おはよう……?」
秋瀬「二度目はないわよ? 覚えておいてね」ニコッ
水野「……、……」
ロッテ「鴛海、始業まで後もう少しもないわよ!」
秋瀬「お人好しね。先に行っても良いのに……」
ロッテ「べ、別にアンタのためじゃないわよ!? 消しゴムのためよ!」
秋瀬「私のためだったら逆に怖いわね。熱でもあるんじゃない?」
ロッテ「アンタって女は本当にへそ曲がりね……!」
秋瀬「あんたがそれを言う?」


13 : 名無しさん@自己満足    2012/01/29(日) 13:45:40   ID:E8ldHCjI 
ミキ「摩耶ちゃんさあ」
摩耶「ん……? どうかしました?」
ミキ「凄くモテるけど、誰かと付き合ったりしないの?」
摩耶「私は聡介様一筋ですから」
翡翠「摩耶が惚れっぽいのは今に始まったことじゃないが、今回ばかりは早く心変わりして欲しい」
摩耶「惚れっぽくはないつもりなんだけれど……」
ミキ「いいけどさあ、私に摩耶ちゃんのメアドとか聞いてくる人結構居るのよね」
翡翠「私は聞かれたこと無いぞ」
ミキ「翡翠はとっつきにくいからでしょー」
翡翠「本人にそういこと言うなよ」
ミキ「聞かれるたびに『あ、ごめんね。私携帯持ってないの』って断るの辛いんだよね」
摩耶「聞かれれば教えるんですけどね……セクハラメールとか欲しいですし」
翡翠「摩耶のその性癖は異常」
ミキ「摩耶ちゃん、気の無い男子にサービスし過ぎなんだよ……」
摩耶「ふふ、だって皆さん私に注目するんですもの。ちょっとスカートを翻すだけで」
翡翠「中学生なんて猿みたいなもんだ」
摩耶「わざと胸を押し付けたりすれば、もう、その人の今晩のおかずは私になるわけです」
ミキ「ま、摩耶ちゃん……」
摩耶「一人の……私の場合複数の男性が、夜中私のことを考えながら粗末なものを握って劣情を持て余す……想像するだけでゾクゾクしますよね?」
翡翠「しない」
ミキ「しないよ!!」
摩耶「私は複数の男性の脳内でさぞ犯されているのでしょうが……ふふ、実際の私は処女のまま……彼らは私に憧れ続けたまま……恍惚とします」
翡翠(摩耶は相変わらずド級の変態だな)
ミキ(絶対変)
翡翠「いつか犯されるぞ……夜道に気をつけるべき」
摩耶「あらあら、東雲の名を知りながらそんなことできる殿方がいらっしゃるかしら?」
翡翠「……それもそうか」
ミキ「で、でもさー……摩耶ちゃんクラスの女子に……その」
摩耶「ええ、嫌われてますね。幸せです」
ミキ「えっ?」
摩耶「憎まれ、嫉妬される……これって即ち、私には敵わないって敗北を認めたも同然じゃないですか。ふふ、無様ですよね」
翡翠(摩耶は本心から話すから怖いな)
摩耶「それに……私には、ミキと翡翠が居ますから。それだけで、十分過ぎるくらいです」
ミキ「摩耶ちゃん……」
ミキ「……ず、ずっと黙ってたんだけど、言うね……」
ミキ「ま、摩耶ちゃんの写真が校内で売りに出されてるらしいの! 中には、その……ちょっと……過激なのもあるらしいし、何とか止めなきゃ」
摩耶「ああ、それ始めたの私ですよ。売り子は別に用意しましたけど」
ミキ「」
翡翠「知ってた」


14 : 名無しさん@自己満足    2012/01/29(日) 14:14:05   ID:E8ldHCjI 
摩耶「そういえばミキは庚さん……に惚れてるんでしたね」
ミキ「な、ななな何いってるの!? わ、私そんな身の程知らずじゃないし……」
摩耶「でも、この間偶然私と庚さんが店で鉢合わせたとき、ミキったら乙女の目で庚さんを……」
ミキ「わーわーわー!! 止めてよ意識しないようにしてるんだからー!!」
摩耶「ほらやっぱり、うふふ」
翡翠「私も庚さんにならミキを任せてもいい」
ミキ「ひ、翡翠まで……」
翡翠「あの人は朴念仁だが、紳士的だし好感が持てる」
ミキ「そ、そうなんだよね……優しいし、でも、お茶目だよ」
翡翠「お茶目……? どこが……」
ミキ「えーっとね、うーんと……は、話せばわかると思うんだけど……」
摩耶「押し倒してみては?」
ミキ「な、何言ってるの摩耶ちゃん……」
摩耶「あの店の制服、可愛いですよね。きっとあの制服姿のミキを想像して庚さんは……」
ミキ「薫さんはそんなことしません、紳士だから」
摩耶「あら聞きました翡翠? 薫さんですって」
翡翠「ほー、下の名前呼びか」
ミキ「あっ、は、ハメられた!!」
摩耶「えっもうハメられてるんですか!?」
翡翠「摩耶少し黙れ」


15 : 名無しさん@自己満足    2012/01/30(月) 07:22:35   ID:3qpktih2 
薫「……む」
エル「……おや」
薫「ご無沙汰しています、ホーエンハイムさん」
エル「やあ、庚君。久しいな」
薫「ええ、一月ぶりですね」
エル「そうか……家に籠もっていると時間感覚が麻痺するな」
薫「自覚があるなら直した方が良いのでは?」
エル「ふふふ、そうはいかん。私にはアルを調教するための時間が必要だ」
薫「彼女を屈服させるのはいかな強者にも荷が重いと思いますが」
エル「そうだろう。だがそれ故にやり甲斐はある!」
薫「はあ……」
エル「まあいい、調教はさておいてだ庚君。君は今日も甘味を求めて天月まで来たのか?」
薫「はい。最近開店したばかりの和菓子店があると聞き」
エル「君の甘味に対する情熱は賞賛に値する。よかろう、私がひとつ奢ろうじゃないか」
薫「それは出来ませんよ」
エル「何故だい?」
薫「理由がありません」
エル「流石お堅いな、庚君。何故理由がなければダメなんだ?」
薫「貴女と対等の関係でいたいと思っているからです」
エル「ふむ……わかった。では奢りはナシだ」
薫「ありがとうございます」
エル「奢らないと言われて礼を述べるとは、やはり不思議な男だな」
薫「そうですか?」
エル「そうだよ。では行くとするか……案内しよう」
薫「俺の求めている店がわかるのですか?」
エル「うむ。実はな、君が目的とするのはホーエンハイムが出資した店なのだ」
薫「なるほど」
エル「元民に評判はいいが、甘味に通ずる君の評価が果たしてどうなるか。楽しみだ」


16 : 名無しさん@自己満足    2012/01/30(月) 07:43:29   ID:3qpktih2 
アイリス「庚様。天月に来られていたのですか」
薫「一月ぶりだな、アイリス」
アイリス「その名で私を呼ぶのは止めて頂きたいとあれほど申したはずですが……」
薫「む、すまない……。どうにも失念してしまう」
エル「まあまあアイリス、落ち着け」
アイリス「貴女もいたのですか、ニート」
エル「私が庚君を案内してきたのだ。お前も甘味を求めてか?」
アイリス「いえ、私はお嬢様の命で店舗の抜き打ち査察に来ています」
薫「付き人というのはそんなこともするのか」
アイリス「この店はお嬢様が強く推したことで店舗を構えることが出来ましたから」
薫「お嬢様のお墨付きか」
アイリス「はい。この店の売り上げ、接客態度等は回り回って彼女の面子に関わります」
エル「なるほどなあ……ロッテは仕事をしているな」
アイリス「貴女が何も考えていないだけですニート」
薫「査察にやってきたのはわかった。しかし、どうしてお前はいつもの男装ではないんだ?」
アイリス「アルバート・ギュンターとしての私は顔が知られていますから」
エル「アイリスもアルバートも捨てがたいな……ふふふ」
アイリス「黙っていて下さいニート」
薫「そうか、苦労しているようだな」
アイリス「はい。私は男装しているのが常ですから、このようなひらひらした服はあまり……」
薫「似合っているとは思うが……」
アイリス「庚様は相変わらず世辞がお上手ですね」
薫「いや、一応本心なんだがな……」
アイリス「そうですか……ありがとうございます」
エル「庚君の天然ぶりは相変わらずだな」
薫「何がですか?」
アイリス「ニートの与太です。では私はお先に」
薫「うむ、邪魔をしないように務めよう」
アイリス「よろしくお願いします」
エル「頑張れよアイリス」
アイリス「……はい」




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