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桜月弥生たんの魔女っ娘探しの旅
1 :
名無しさん@自己満足
2009/12/07(月) 21:35:20 ID:jHS8t4pI
桜月「マジカル棗たんに対抗しましょう」
霜月「対抗云々の前に……ここから出ていってくれないか……」
桜月「だって霜月さんの周りに居ないとうっかり成仏です」
霜月「一向に構わないよ」
桜月「じゃあ……ちょっとこれを」
霜月「うん?巫女服に着替えるのか」
霜月「わっるーい霊はソッコー成仏☆みこみこ娘れーなたんの神仏パワーで皆メロメロって言えるかぁぁぁぁああああ!!」
桜月「半分以上言いましたけどね」
霜月「こんな姿を斑鳩に見られたらどうする……特にあの次女に……!!」
桜月「満点大笑いでーす」
霜月「……と、とにかく私は降りる!」
桜月「えー」
霜月「わかった、ちょっとした術式でお前の姿を特定の人物に見えるようにするから……私は勘弁してくれ……」
桜月「……まあ、そういうことなら」
17 :
名無しさん@自己満足
2009/12/13(日) 19:00:38 ID:P/SanM66
真冬「そ、そんなこと……っ! ありませんっ!」
霜月「真冬君……」
真冬「私は、ただ、『霜月玲奈』と一緒にいたいと思っているんです! 私たちの間には、斑鳩も霜月も……ないと……」
霜月「……」
真冬「もし、死ぬとしても。殺されるとしても。私は……私は貴女を最後まで信じ続ける」
霜月「真冬君……」
真冬「ずっとずっと、貴女を信じます。貴女は強い人ですから、絶対に負けません。己の欲望にも、己に巣くう悪魔にも」
霜月「……ああ、ありがとう、真冬君」
真冬「はい……。えへへ」
霜月(私は何を怖がっていたんだろうな……。真冬君はそばにいるべきじゃないなんて言って、それはただ、私が逃げたがっているだけじゃないか)
霜月(斑鳩姉妹の叔父を殺めたことに代わりはない。人の命は戻ってこない。けれど、そんな私にだって出来ることくらいはある)
霜月(どこまでも私を信じ続けてくれる少女を、私も信じる……。それくらいなら、出来るはずだ)
春佳「その口調、とはどういう事かしら。うふふ」
黎秦「わかっておろう? お主は斑鳩の中でも悪霊の血を色濃く引いた異端児じゃ」
春佳「あらあら」
黎秦「斑鳩四姉妹筆頭のくせにのぅ?」
春佳「四姉妹で一番強いのは千夏ちゃんよ」
黎秦「それは人間でいれば、の話じゃろ? 確かにあやつは道化じゃから強いがの」
春佳「斑鳩の家は千夏ちゃんが継ぐべきだと思うわ。うふふ」
黎秦「もったいないのぅ。誰にもお主の実力を見せずに表舞台を去ろうなんぞ」
春佳「……そうかしら?」
黎秦「そうりゃそうじゃろ。お主は鬼人じゃというのに」
春佳「鬼人……。懐かしい……、響きですわね」
スゥ……
春佳「全く、久しぶりにこの姿になったな」
黎秦「吹雪を操る氷雪鬼。久しいのう」
春佳「再開を祝うか? 霜月の人間を肴に」
黎秦「お断りじゃ」
18 :
名無しさん@自己満足
2009/12/13(日) 22:47:47 ID:1S7g0Iis
霜月「……手を出して」
真冬「はい?」
霜月「大した物じゃなくて悪いが……まあ、御守り代わりにね」
真冬「……ミサンガ、ですか?」
霜月「私の髪の毛が縫い込んである」
真冬「ええっ!?」
霜月「はは、冗談だよ。最近綾那に教わって作ってみたんだ。……その第1号を真冬君に、と思って」
真冬「霜月様の……ミサンガ……ありがとうございます、大切にしますっ」
霜月「さて、修練を始めようか。……ミサンガを叩き斬る勢いで行くから、覚悟したまえ」
真冬「え?えええっ!?」
桜月(昨夜『うまく出来ない』って何個も作り直してたのはこれですか……)
黎秦「今日はちょっと雑談に来ただけじゃ。そうピリピリするでない」
春佳「……ふん。雑談する為にこの姿にしたと言うのか」
黎秦「そうじゃの。お主は嘘つきだからのぅ……さて、本題じゃが……玲奈と斑鳩秋穂について」
春佳「何か問題があるのか?衝突し合う分には刺激があって面白いではないか」
黎秦「……どちらが勝つか、という話じゃよ。嘘は無しじゃぞ、嘘つきめ」
春佳「……霜月玲奈」
黎秦「ほれ嘘つきじゃ。今の段階で戦えば斑鳩が勝つ。儂とお主が本気で戦えば相討ちか、勝った側も虫の息じゃろ。……玲奈は三女と戦っても負ける。霜月に勝ち目は無いではないか」
春佳「そうは思わん。秋穂は人を殺すことに関しては否定的だ」
黎秦「だから勝つんじゃ。玲奈も本当は人殺しなど大嫌いだ。それを境遇や……儂が強要した。そして玲奈は『復讐』の為に生き、戦っている……決意無きまま」
春佳「……成程。決意無き刃は水面しか斬れぬ、だったか?確かに秋穂はその点では勝るかもしれんな」
黎秦「玲奈は『自分の幸せの為に戦う』と考えられんのじゃ。内心ではそれを望んでいても、罪悪感からか、それを否定してしまう」
春佳「脆弱な……それが霜月玲奈か。……斑鳩秋穂はまだ甘い。だが、霜月玲奈は怯えている……」
黎秦「ま、二人ともそれを取り払えれば儂らなど瞬殺かもしれんぞ?くく……おお、そうじゃ」
春佳「どうした?」
黎秦「そういえば、三門島の半域に渡って張り巡らされている結界は誰が護繋主じゃ?お主か?斑鳩千夏か?」
春佳「……あれは、真冬だ」
黎秦「な、なんじゃってー!?あ、あんなちっこい娘が護繋主じゃと!?儂ですらあれを作るのは十分はかかるぞぇ!」
春佳「因みに、結界保持の為の時間は約十時間だ」
黎秦「……な、なんじゃ。焦らせおって……い、いや、それでも充分過ぎる程の才能じゃが……」
春佳「一年前は半日かかっていたがな」
黎秦「……一年で二時間縮めたのか。やれやれ……斑鳩は本当に化け物ばかりじゃのう、くわばらくわばら」
春佳「貴様が言うな、うつけ者」
19 :
名無しさん@自己満足
2009/12/13(日) 23:29:59 ID:P/SanM66
春佳「ところでこの姿は嫌いだ。そろそろ戻っても良いか?」
黎秦「なんじゃ、戻るのか? その姿もなかなか様になっておろう」
春佳「……自分には、ほわほわしたつかみ所のない性格がよく似合う」
黎秦「自分で言うかの?」
春佳「……別に、良いでしょう? うふふ」
黎秦「……はぁ、やれやれじゃ。……全く」
春佳「久しぶりに遊びに来て下さったのだから、お茶くらいお出ししませんとね」
黎秦「……お構いなく」
春佳「毒なんて入れてませんよ」
黎秦「……それはわかる。……斑鳩は搦め手は苦手だから」
春佳「こういうのに特化しているのは千夏ちゃんですねぇ」
千夏「くしゅんっ……ふぃぃ……誰か噂してるな?」
玲耶「で、何か用かい、斑鳩の次女」
千夏「うんにゃ、用はないけど」
玲耶「だったらとっとと出て行ってもらえないかねえ。ここは霜月の土地だよ?」
千夏「堅いこと言わないの。人類みな平等。みんな友達ってね」
玲耶「それが悪霊の言うことかい」
千夏「へへ、出も内心嬉しいんでしょ、霜月の婆」
玲耶「なにがだい」
千夏「私みたいな可憐な若い美少女が、文句も言わずお茶に付き合ってんだよ?」
玲耶「誰がいつ頼んだよ。私は一人でゆっくり休みたいんだがね」
千夏「へへ、まぁそう言うと思ってたけどさ、ちょっといい話を持ってきたのさ」
玲耶「……聞いてやろうじゃないかい」
千夏「霜月玲奈を今よりも強くする方法……とかね」
玲耶「……玲奈を?」
千夏「あの娘はダメダメだよ。すぐ死んじゃうって」
玲耶「……」
千夏「私はあまり好きな考え方じゃないけど、あの娘のタイプなら上手く行く方法がある」
玲耶「……あんた、まさか自分の妹をダシに使うつもりじゃないだろうね」
千夏「ご名答♪ 世間一般様じゃ、守るべき物があると強くなれるんだってさ。ね? 不思議な考え方だよね」
玲耶「……」
千夏「自分の命守るのに精一杯なのに他人なんか守ってられないよねぇ?」
玲耶「……」
千夏「でも、あの娘は真面目だから必ず変わるよ。どうする? やっちゃう?」
玲耶「二つ尋ねたい」
千夏「どうぞー」
玲耶「妹をそんな風に扱うことについて躊躇いがないのか、そして、何故そこまで玲奈に構うのか、だ」
千夏「一つ目。躊躇いはないよ。私にとって他人は道具。二つ目。霜月玲奈に興味がある。性的な意味で」
玲耶「……相変わらずよくわからんねぇ」
千夏「で、やるの?」
玲耶「……いや、やらないさ。お前さんの妹が不憫だしねえ」
20 :
名無しさん@自己満足
2009/12/15(火) 01:06:59 ID:FVtZ9JZY
黎秦「……ふー」
春佳「お気に召しました?」
黎秦「斑鳩のお茶とお菓子は……霜月のより美味しくてずるい……」
春佳「あらあら、おかわりします?」
黎秦「うん……ところで、斑鳩千夏が悪巧みしてるみたい……」
春佳「いつものことだからいいんじゃないかしら?うふふ」
黎秦「……そっか」
春佳「……ふー……」
黎秦「……玲奈と斑鳩真冬が移動した。ここ、何かあった……?」
春佳「……ああ、新しく出来た銭湯じゃなかったかしら」
黎秦「……銭湯……!!」
春佳「?」
黎秦「…………」
春佳「行きたい?」
黎秦「こくこく」
千夏「うーん、じゃあふーは止めようか。そうだねー……」
玲耶「そういう問題じゃないんだけどねぇ」
千夏「……あ、神月って娘に斑鳩の若い男衆けしかけてさ、輪姦しちゃうとかどうかな?」
玲耶「冗談でもお止め」
千夏「……ま、これは義弟君が可哀想だから止めるよ」
玲耶「そんな輩よりほれ……あの男を使った方が早いんじゃないのかい?」
千夏「ん?むつきん?」
玲耶「かと言って玲奈だけじゃ不憫だねぇ、斑鳩秋穂とやらせるのがいいんじゃないかい?」
千夏「……つまり、義弟君とむつきんを誘拐して二人に協同戦線を張らせるってこと?うーん……」
玲耶「誰もそんなことは言ってないだろう?考えたのはアンタさ」
千夏「相変わらず性格わっるいねー」
玲耶「人のこと言えるのかい?」
千夏「うーん、でもそれはなぁ……ちょっとなぁ……」
21 :
名無しさん@自己満足
2009/12/15(火) 17:32:43 ID:VebtKVyk
春佳「それじゃ、行きましょうか?」
黎秦「うん」
春佳「ここからすぐ近くよ、行きましょう」
黎秦「お風呂……」
千夏「やっぱり惚れた弱みって言うのかなあ……、義弟クンをダシにはしたくないよねぇ」
玲耶「他人は道具じゃなかったのかい」
千夏「うしし、バレた?」
玲耶「……ま、仮に玲奈の弱さを取っ払うとして……。斑鳩に何かメリットはあるのかい?」
千夏「メリット?」
玲耶「玲奈は後の霜月を担う子さね。敵対する仲である斑鳩が、そんな玲奈を強くさせてどうしようって言うんだい?」
千夏「さっきも言ったのに。流石ババア。ボケ始めてるよ」
玲耶「アンタは礼儀を知らないねぇ」
千夏「へへっ、だからさ、私はあの娘に惚れてんのさ。性的な意味で」
玲耶「その性的な意味でってのはなんなんだい……」
千夏「あの娘を虐めるだけで……濡れる」
玲耶「……」
千夏「それに私は自分が楽しいと思った事のために動いてるんだよ」
玲耶「斑鳩もとんでもない娘を抱えたもんだよ」
千夏「はい、そこだ」
玲耶「……?」
千夏「悪いけど私は斑鳩に忠誠を誓うつもりは毛頭無くてねぇ」
玲耶「なんだって?」
千夏「折角持ってるこの力、何かに役立てたいわけさ。例えば、そうね……、霜月と斑鳩をどっちも潰す、とか」
玲耶「あんた……、斑鳩本家の娘が何を」
千夏「これは内緒だよ? あと数年もすれば、私は斑鳩を捨てる。とすると、霜月も斑鳩も敵になるよね?」
玲耶「……」
千夏「その時に敵が弱かったら昂ぶらないじゃん? だから私は、アキと霜月玲奈を育ててるわけ。まだまだ私のレベルには追いついてないからねえ」
玲耶「裏切り者と蔑まれても良いのかい?」
千夏「たまらないね。血の通った斑鳩の者を殺す……ああ、考えるだけでゾクゾクきちゃうよ」
玲耶「イカれてるねぇ」
千夏「最大級の賛辞だね。あ、そうだ。正義の味方とか自称しても良いかなあ?」
玲耶「どう見ても悪だろう……」
千夏「……ま、てなわけで、私の将来の楽しみのために霜月玲奈を育てないといけないわけ」
玲耶「まあ、こちらとしても斑鳩との戦いがやりやすくなるから構いはしないけれどねえ」
千夏「むつきんを攫うかなあ……。手っ取り早いし」
玲耶「御浦の息子はどうするんだい?」
千夏「放置プレイ」
22 :
名無しさん@自己満足
2009/12/16(水) 00:54:16 ID:vaJdOLAQ
霜月「……ふー……」
真冬「霜月様とご一緒にお風呂だなんて……夢のようです……」
霜月「はは、いくらなんでもそれは大袈……裟……」
真冬「どうかしましたか?」
霜月「い、いや……真冬君は、思ったよりもずっと、胸囲が……」
真冬「へっ!?あ、あのっ……」
霜月「あ、すまない……ただ、私より大きいな、と……」
真冬「……はぅ……」
霜月「す……少し触っても……」
真冬「は……え、ええっ!?で、でも霜月様……でしたら……」
霜月「……うん?あれは……斑鳩……」
真冬「春佳姉様!?」
霜月「な、何だあの胸は……化け物か……魑魅魍魎の類いか……?風船に魂が宿ったのか……」
真冬「あ、でもお隣の方も……」
霜月「見た記憶の無い顔だな。……しかし、二人揃ってとんでもない大きさだが……」
黎秦「……あ」
春佳「どうかしたの?」
黎秦「この姿で玲奈と会うの……初めてだった……」
春佳「…………」
紅葉「で、涼ちゃんがですねー」
睦月「……」
紅葉「……睦月先輩?」
睦月「悪い、紅葉。ちょっと先に帰っててくれ」
紅葉「え?どうして……」
睦月「いいから。……後、今竹刀持ってる?」
紅葉「持ってますよ?38ですけど」
睦月「紅葉の38ってどのタイプてけ?先重のタイプだったと思うが」
紅葉「そうですよ。睦月先輩と同じタイプのにしましたから……」
睦月「悪い、ちょっと貸してくれ。……じゃあ、帰りに紅葉の家寄るから」
紅葉「は、はい……それじゃ」
千夏「へえー、むつきんやるねぇ」
睦月「……何だ、千夏さんですか……焦らせないでくださいよ」
千夏「本気じゃなかったとは言え、ある程度気配は消したと思うけど……よく気付いたね?」
睦月「最近、岩堀のせいで不良に絡まれたりしてますからね。過敏になってるんですよ」
千夏「ふーん……で、いつになったら竹刀降ろしてくれるの?」
睦月「……千夏さんが消えたら、ですね」
千夏「……巫女少女の入れ知恵?」
睦月「いえ、親父の教えです。一回だけ本気で戦ってもらいましたけど、間合いの詰め方が今の千夏さんとそっくりでした。そういう奴は警戒しろ、と言われてます」
千夏「むつきんの父親ってそういえば知らないなぁ。どんな人?」
睦月「叶 忠臣……剣道家です」
千夏「ごめん、知らないや。……それにしてもアレだね、むつきん結構強いんだねぇ」
睦月「それはどうも」
千夏「……人間にしては」
睦月「――!?」
千夏「いっちょあがりーっと。さて、むつきんはどうしようかな」
千夏「楽しめるかと思ったけど一発KOだったなぁ、まあ一般人だし仕方ないけど……」
千夏「閉じ込めるのがいいか、それとも女衆に恥辱の限りを尽くされるのがいいか、拷問がいいか……?」
千夏「くく、どれが一番ダメージ大きいかな?想像するだけで楽しいよ……くくくく」
23 :
名無しさん@自己満足
2009/12/16(水) 21:54:44 ID:FYLB14ZU
千夏「ふん……、何なら私が『食べ』ちゃってもいいんだけどねえ」
千夏「それじゃあ、月伊島の女性メンバーに悪いかな?」
千夏「でも最近ご無沙汰だからね……」
千夏「ま、それは義弟クンや巫女少女で発散しようか」
千夏「……とりあえず、この符を貼って……と」
千夏「はーい、重みが無くなってまるで羽根のようになりましたー。まる」
千夏「拉致拉致」
霜月「……大きいな」
真冬「春佳お姉様は、その……大きいです」
霜月「……うぅ、私にもあれくらいの胸囲が……。いや、胸は刀を振る時の邪魔に」
真冬「わ、私は霜月様がいかに貧乳であろうとも」
霜月「……」
真冬「は、す、すみません……」
霜月「……いや、いいんだ……」
24 :
名無しさん@自己満足
2009/12/17(木) 00:20:48 ID:yi5H0qxE
霜月「……そもそも私は貧乳なのか……?」
真冬「あ、いえ、そんなことは……無いと、思います……」
桜月「私は霜月さん以上水無月さん以下なので、私の方が……」
春佳「サイズはどれくらいなのかしら?」
霜月「は、80ジャストだが……」
霜月(斑鳩の中でもこの女は苦手だな……次女とは違った意味で)
黎秦「5人の中では一番……小さい……」
桜月「5人……」
霜月「なんだ、神妙な顔をして」
桜月「閃きましたぁーー!」
真冬「きゃっ!?」
桜月「今の世の中は魔女っ娘も大勢居た方がいいですよね!」
黎秦「?」
桜月「真冬ちゃんは、『冬』のイメージからとってホワイト!」
真冬「ほ、ホワイトですか……?」
桜月「春佳さんは『春』のイメージからピンク!」
春佳「あらあらまぁまぁ」
桜月「黎秦さんは髪の毛の色からホワイト!」
黎秦「わーい……ホワイト……」
桜月「霜月さんはクールな貧乳ブルー!」
霜月「なっ……ひんにゅ……!?」
桜月「そして私は『桜』からとってピンク!5人揃って……」
黎秦「……揃って……?」
桜月「えーと……ミカド島とツキイ島の団体だから、えっと……」
桜月「ミカヅキ戦隊、巫女レンジャー!」
霜月「色々とツッコミどころはあるが、ホワイト二人にピンクが二人、ブルーが一人のバランスは何だ」
真冬「巫女レンジャーということは……桜月さんも巫女なのですか?」
黎秦「……敵がいない……」
春佳「そうね、やっぱり悪役が居ないと面白くないわよね」
霜月「……敵……」
黎秦「……あ、叶君捕まった……」
霜月「はい?」
黎秦「……どうやら斑鳩千夏が拐ったらしい……」
桜月「よーし、任務は叶睦月君の救出ってことにしましょう!」
真冬「え、でも、私……」
桜月「真冬ちゃんは皆のコスチュームもお願いします!」
真冬「――! わかりました!」
霜月「何をしている!早く行くぞ!」
黎秦(凄い焦ってる……)
春佳(蠱惑の術を使われないかひやひやしてるんじゃないかしら?)
真冬(霜月様にコスプレしてもらえる……!)
桜月「よーし、行きますよっ!ミカヅキ戦隊巫女レンジャー!」
25 :
名無しさん@自己満足
2009/12/17(木) 19:17:02 ID:7JYIDc2E
真冬「はいこれこんな時のために用意していたコスチュームです!」
霜月「なんでそんなにノリノリなんだ……?」
春佳「あら、お臍が見えちゃうのね?」
真冬「改造服です! 特別発注十五着!」
黎秦「……凄い……」
真冬「ううん、ダメダメです。真のコスプレイヤーは自分で服を作れるくらいじゃないと」
春佳「あら? でも真冬ちゃん、たまに作ってるじゃない」
真冬「はい。でもまだまだなんです。……一応、ウケは良いんですけどね」
霜月「う、ウケって?」
真冬「当然、イベントでの観衆のみなさんの反応です」
霜月(真冬君はそんなことをしていたのか……!)
黎秦「……何はともあれ、着よう」
桜月「うへへへへ!」
桜月「月伊島と、三門島の正義を守る!」
真冬「美少女戦士五人が往く!」
春佳「悪を滅ぼす魔法をその手に!」
黎秦「いつも素敵なあの人への想いを胸に!」
霜月「え、えっと……ミカヅキ戦隊、みこ、れんじゃー」
真冬「声が小さい!」
霜月「は、はぃ……」
桜月(真冬さん凄いですねえ)
春佳(意識が違うわ)
黎秦(玲奈も見習わないと)
《物陰》
秋穂「……何をやっているんだ……、真冬……」
秋穂「って、春佳姉様まで!」
秋穂「……羨ましい……じゃなくて! 今日は御浦君たちとレポートを仕上げねば」
26 :
名無しさん@自己満足
2009/12/21(月) 01:36:30 ID:IHFYbgF6
霜月「みっ……ミカヅキ戦隊巫女レンジャー!!!」
真冬「うーむ……まあいいでしょう」
春佳「ぴーりかぴりらら〜」
黎秦「らじかるまじかる〜……」
霜月「さ……さぁ早く睦月君を救出に行くぞ!急がないとまずい……」
黎秦「……場所は……あっち」
桜月「あっ……こら!リーダーを置いて先に行くとは何事ですか!」
霜月「いつ貴様がリーダーになった!急がないと睦月君が……!!」
春佳「あんまり急ぐと、スカートの裾が短いから中身が見えちゃうわよ?」
霜月「……う……」
真冬「そうですよ霜月様、ゆっくりと歩いて、周りの人の視線を浴びながら行きましょう」
真冬(そしてコスプレの喜びに目覚めるのです、霜月様!)
霜月「わ、わかった……歩く」
桜月「……妙に聞き分けがいいですね」
霜月「べ、別にそんなことは……」
黎秦「……ノーパン?」
桜月「え?ノーパン?」
霜月「な、何を馬鹿な……」
黎秦「今朝は巫女服で三門島まで来たから?うっかり下着を忘れて?必死に隠していた?斑鳩千夏にバレてないか心配?」
霜月「こっ……心を読むなぁぁぁぁあああ!」
真冬「し、ししし霜月様が……のーぱんですって……?」
桜月「ノーパン!ノーパン!」
霜月「叩き斬るぞ貴様!と、とにかく……巫女服だったのだから、仕方がない……そもそもこんなふざけた衣装――」
真冬「…………」
霜月「あー、いや、可愛い衣装だが……とにかく、私は巫女服に……」
黎秦「却下……チームユニフォームを脱ぐことは許されない」
真冬「その通りです。……それでは行きましょう!」
霜月「……きゃっ!?」
桜月「きゃっ?」
霜月「あ……く、ぅ……」
黎秦「……可愛い悲鳴……」
霜月「う、うるさい黙れ。くそ……急に冷たい風が吹くようになったな……」
黎秦(意地悪じゃのぅ)
春佳「あらあら?私は何もしてないわよ、うふふ」
黎秦(鬼じゃ……)
桜月「見えました!!」
霜月「よし、さっさと乗り込ん……で……」
黎秦「……お城……?」
真冬「ダンジョン……?ここは広い空き地だったはずですが……」
春佳「これを攻略しろってことなのかしら……」
霜月「ぐ……!!あの女……この、一刻を争う時に……」
黎秦「戦闘中には巫女服になることも許可する。ただしラスボス戦だけ」
霜月「何の縛りプレイだ……」
桜月「とにかく行きましょう。どんな罠があろうとも、私たちは負けないのです。何故なら私たちは、ミカヅキ戦隊巫女レン――」
真冬「真っ暗です……」
春佳「結構広いみたいね……?」
黎秦「……おやつ……」
霜月「手早く済ますぞ」
桜月「総スルー!?」
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